夏に行ったスイス旅行続編。
モンブランの麓、シャモニーはフランスの街。
ここから100人乗りぐらいのロープウェイに乗って一気に標高3,700mの終着駅へ。
この駅からエレベーターに乗って、さらに100m上がり、標高3,800mのエギュ・ドウ・ミディ展望台へ。
ここでエレベーターを使わずに階段を駆け上がろうものなら、一発で高山病になってしまいます。
ここには今年できたばかりの全面ガラスの部屋がある。床もガラスなので下を見ると断崖絶壁。よくもまあ、こんなものをこしらえたものだ。
「今日はそんなに混んでいないから、チャンスです。並びましょう!」という添乗員さんの掛け声に従い、並ぶこと10分余り。
私たちの前に並び、いちゃついていたイタリア人カップル。
彼らに順番が巡り、二人はガラスの部屋へ。
すると突然、彼が彼女の前にひざまずき、プロポーズ。
動揺しながらも受け入れる彼女。あっけにとられ、見ていた私たち。
やがて、二人は喜びを隠せず、抱き合い、私たちは祝福の拍手喝采。
こんなことって本当にあるんですね。
そして私たちの番。ガラスの床が傷つかないよう、スリッパを靴の上から履かされ、いざ天空の空間へ。
とても下はまともに見られません。「地に足が着かない。」とはまさにこのこと。
今回の旅行で一番高い場所に立った瞬間でした。