愛知県の花キューピット加盟店さんから代々幡斎場に葬儀用生花1基お届けのご注文をいただきました。
こちらは告別式のみなので(最近はワンデー・フューネラルというそうです)当日午前中のお届け・・・という内容でした。
名札の名前は大手自動車会社社長名でした。
いつものように代々幡斎場に電話を入れて担当葬儀社の連絡先を聞きます。
連絡先を教えてくれた斎場の職員の方が「前日、設営に来ているはずですから、きっと前日のお届けになりますよ。」と親切に教えてくれました。
葬儀社に供花1基をお届けさせていただく旨、お伺いをたてると「喪主様のご意向で花祭壇のみで飾ります。供花は一切ご辞退しています。」といわれました。
「そうですか・・・・・・。」私が残念そうにつぶやくと葬儀社の方が「一応、喪主様に伺って見ますね。どなたからのお花ですか?」と聞いてくれました。
「○○○自動車の社長名で承っています。」
しばらくして、葬儀社さんから電話がありました。「喪主様に確認したところ、お受け取りになるそうです。但し、名札は立てないのでご承知おき下さい。小さな名札か、カードをお持ちいただけば、よろしいでしょう。喪主様にお渡しします。」
この方からのお花を辞退してしまうのはちょっとまずいんじゃないの・・・・・と思っていた私は一安心。
注文を下さった加盟店さんに一部始終を報告し、名札の件も了解していただきました。
さて、斎場で告別式だけ行なう「ワンデーフューネラル」。斎場では「通夜、告別式2日間」セットで貸し出ししているので通夜を行わなくても前日午後3時からの貸切りとなります。設営はその時間から開始します。
供花お届けに伺うと、葬儀社の方ものんびりと仕事をされ、空気感がいつもと違います。(一発勝負の緊張感がないので当然です)
ヴァンダ、コチョウラン、百合:ノバセンブラ、トルコキキョウ;ボヤージュ・ホワイト、カーネーション:ニキ、レモンリーフ、ハラン・・・・上質な花材で上品に仕上げました。
撤去もお願いして帰ってきました。