東京もいよいよ梅雨入りしました。
先週からの曇天と昨日からの雨で、
庭木や野菜苗のうどんこ病など病気に注意したい頃です。
病気が出やすい梅雨時期ですが、
挿し木やさ挿し芽はよくつきやすいというメリットもある時期です。
さて、雨の時期でも室内で楽しむ花鉢として
コチョウランなどのラン類、リーガーズベゴニアなどのベゴニア類、
セントーポリア、などがあります。
そのほか、カランコエは咲いてからが長く鑑賞できるので
室内向け花鉢として考えられます。
勉強机のわきに。。「頭のよくなる花」というタグもつけられているものも
良くお店で売られています。(今度じっくり探してみて下さい。)
そのような中、私が最近注目しているの室内向けは
ハナタバコの仲間、
「ストレプトカーパス」
です。
フリルの2色咲き中輪系 ストレプトカーパス
★注目理由その1
花が次々咲いてきて室内の明かりで咲き続けること。
北向きの店内で昨年母の日用(5月上旬)に仕入れたものは
東京のお盆過ぎ(7月中旬)まで咲き続けました。
高温時期は休むようです。
★注目理由その2
花形、花弁、色、のバリエーションが豊富なこと
小輪系は花の量は中輪系と比べると多い。
そのほか単色、2色咲き、フリルなど種類は多様に富んでおり
セントポーリアより大きめの見ごたえある花
都会の室内向け花鉢です。
★注目理由その3
管理が簡単、乾燥に強いこと。
ある程度ほったらかし、水やりの頻度が少なくても
丈夫です。
残念なのは、まだまだ市場へギフト用にきちんと仕立てたものが
出回っていないこと。
シクラメンももともとあちらこちらから花が出てしまうものを
今日のように葉はだるまのように丸く、花を中央に集める技術で
商品価値が高まりました。
この「ストレプトカーパス」ですが、
現在は輸入苗なのか、ピートモスで挿したものが花が上がったので
出荷しているようなものが多く、葉を仕立てる、花を中央へ集めるなどの
されていないものがほとんどです。
もともとピートモスのみ又はそれ主体の土では
ビニルハウスも給水設備もない一般人では管理しきれません。
(それで人気がなくなってきたのはミニバラのポット苗、鉢だと思います。)
ぜひ、ギフトで喜ばれる仕立ての「ストレプトカーパス」
お客様へご紹介できますよう、生産者の皆様、いい物作ってね。
期待してます!!
おまけ
イギルス チェルシーフラワーショー2012 室内でのストレプトカーパス
↑新品種のコンテストで金賞 Streptocarpus ‘Sweet Melys’
今後楽しみな室内用花鉢「ストレプトカーパス」でした。
☀最後に週末のお花のイベント
東京 池袋 サンシャインシテイ ワールドインポートマート 4F
サンシャシンシテイ夏花フェスタ ペチュニア コレクション2013
本日5月30日よ6月2日まで開催中です。
http://www.sunshinecity.co.jp/event/e81.html
各種講習会、同時開催で蘭友会の展示などいろんなお花に出逢えます。
梅雨で園芸作業もひと休みですが、イベントなどで楽しい週末をお過ごしください。