福島訪問

父の日が終わって、東京は蒸し暑い日が続いています。
梅雨時ということで湿度も高く、今日は風が強いです。

さて、17,18日と父の知人が福島県南相馬市原町区にいるので
会いに行ってきました。

東北自動車道福島松川ETC専用インターをおりて
川俣町ー飯館村ー南相馬へ入っていきました。

震災直後から何度か訪れているのですが、
車で走るだけだと交通量も多く、活気づいてきたように見えますが
実際は3年目を迎えていろんな地域格差が見て取れました。

飯館村は郵便局がひとつ開いていました。
飯館村には今も老人ホームには多くのお年寄りが生活されています。
荒れ地になってしまった畑には
試験的に何か調査しているのが真新しいハウスが何棟か
中にありました。

原町では駅前の商店街でも半分以上シャッターが
閉まっていました。
駅前のうなぎ屋さんで定食を食べましたが
太平洋の魚が売りの原町だったのですが、
刺身は入荷していないとのことでした。

知人は北泉という海岸沿いに住まいがあり、
その住まいはたまたま高台にあったのですが
裏手まで津波がきたということです。

重機や車、看板、大木など放置されていたものは
取り除かれておりましたが
何もない状態で、堤防だけなんとか作業が入るのかというところでした。
左手には東北電力火力発電所が見え、
震災直後はタンクがおもちゃのように崩れた状態でしたが
今はその爪痕もなくなりつつあります。

何もない海岸沿いの田んぼの後には
ドーム型の白いテントで丸く、肉まんのような形のハウスが2棟
建てられていました。
新しい農業の礎となるのか・・・

生活手段の命綱であるガソリンの価格は
川俣ー南相馬で主要道路沿いで数軒みただけですが
軽油1ℓ 129-132 円
ガソリン1ℓ 149-152 円

福島市内に入ると違うのかもしれませんが
私の知る限り、家の周辺(新宿、池袋周辺)よりも
明らかに高いガソリンだと思います。

生活手段を車に頼らなければほかに方法がないことを
考えるとこの辺りはもっと市町村や県に任せず、
政府が独自に介入してもいいものだと思います。

実態調査しているのでしょうか。
次回は福島の頑張ってる人々ご紹介したいと思います。