2020年 東京オリンピック&パラリンピックのお花 3つの案

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岩シャジン 白

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ホトトギス

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屋久島ススキ 糸みたいに細い葉

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オミナエシ

さて、リオのオリンピックが終わりこれからパラリンピック

が始まる時期ですね。

次回の開催国である日本の東京オリンピック&パラリンピックに向けて

国ではおもてなしのお花で会場とビクトリアブーケ作成しましょうという

取り組みで試算しながら花もちテストをしています。

平成27年度国産花きイノベーション推進事業

オリンピック・パラリンピックフラワー安定供給対策事業

の「オリンピック・パラリンピック花き供給マニュアル」

の試算によれば

会場内での切り花122万本、鉢物7万鉢とのことです。

真夏のオリンピックで対応できる国産の花を模索しているところですが

安易に現時点の生産者に設備投資をして増産してとはいえないですね。

オリンピック後の景気はアトランタ五輪以外は各国マイナス成長であります。

それに加えて世界一高齢化が進む日本でのオリンピック

4年後は団塊の世代も70代に突入します。

生産者も小売店も大幅に減少していることが予想されます。

それでは2020年東京オリパラ「おもてなしのお花」どうするのか??

①自然にあるお花を活用する→お小遣い稼ぎしたい高齢者に活躍してもらう。

2020年超高齢化100歳以上が6万人越えの日本ですから、70,80代まだまだ

お手伝い願いましょう。

(ちなみにうちの祖母は2016年で102歳。あと4年いけるかなー?)

設備投資しないで、野山の手入れで手に入れる、ちょっと空いてる畑、ハウスで

上記のススキ、オミナエシ、山野草類、百合など栽培してもらう。

ちなみに画像のススキとオミナエシは近所のお客様の屋上庭園からいただいたものです。

②全国の農業系の大学、大学校、園芸高校、農業高校の授業の一環に組み込んでもらう。

たしか農業高校は種、苗代は公に借りて、収穫や販売の売り上げあげて返納しているとか

聞いたことがありますが、今は??

授業の一環として参加してもらいましょう。関係者の調整が大変ですが

本人たちには一生の記念になると思います。

任意のグループや研究室のメンバーでもいいと思います。

③会場装飾用の鉢物のお花は一般市民に提供してもらう。

ハンギングバスケット、インドア、山野草、盆栽各団体とか協会や

お教室など一般の方に寄与、貸与してもらう。

2週間持つ室内の花鉢を手配しなくてはいけないと思うと

洋蘭、カランコエ、観葉植物しかアイデアが浮かびません。

それだけでは日本らしい装飾のおもてなしのお花と言えるでしょうか。

世界一高齢化日本の東京オリンピックなので、

(だいたいヘッドの森元首相が現時点で79歳。)

ボランテイアもたーくさん必要です。

お花も一般参加型、多種多様その時期に咲いているお家のお花

会場内で飾っちゃおう、

農村地帯のおじいちゃん、おばあちゃんもお花栽培してお小遣い稼ごう!

といえばやる気出るし

ボランテイアとお花両方確保できるし、

一石三鳥であります。

花き業界団体だけでは力がたりないので

皆さんのお力貸していただいて

日本国民参加型の思い出に残るオリンピック、パラリンピックが迎えられますように

願うばかりでございます。

ニュー花矢オリジナルHPはこちら http://new878.jp/