花キューピット加盟店さんから代々幡斎場にご葬儀のお花の注文をいただいた。
白い花を多めに仕入れたときにはとてもありがたい。
注文内容は、葬儀用生花ではなく、アレンジメント。
どちらかといえば、斎場に飾るよりは、ご自宅に枕花や御供えとしてお届けするサイズの花。
本来、葬儀場に飾られる供花は1基15,000~20,000円と相場が決まっていた。
それは参列者が黒の上下に白ワイシャツ、黒ネクタイで焼香するのと同じぐらい「常識」だった。
でも、最近事情が変わってきた。家族葬や密葬、一日葬が増えてきたせいもあるのだろうか・・・・。
5,000~10,000円ぐらいのアレンジメントを斎場の通夜に届けることが多くなってきた。
時には3,000円のアレンジメントを届けることもある。
それをいい習慣だとか、悪しき傾向だとか、私たちが言う立場ではない。
香典だって人それぞれなのだから、供花も人それぞれでいいのかもしれない。
でも、「葬儀用生花の常識」が崩れてゆくのは業界に携わる者としてはさびしい。