来週3/8はミモザの日、国連が決めた「国際女性デー」です。1904年の3月8日にアメリカで女性労働者が婦人参政権を求めてデモを起こしたことがきっかけで1910年にコペンハーゲンで行われた国際社会主義会議で「女性の政治的自由と平等のために戦う」日と提唱したことから、同年「国際女性デー」と制定されたそうです。
イタリアではこの日を「FESTA DELLA DONNA(フェスタ・デラ・ドンナ=女性の日)」として、男性が日ごろの感謝を込めて、母親や奥さん、会社の同僚などにミモザを贈るようになり、「ミモザの日」と呼ばれるようになりました。
イースターと同様に西洋では春の象徴カラーは黄色です。黄色い花は、ヨーロッパの厳しい冬に終わりを告げ、暖かい春が来たことを知らせる幸せの花なのです。
「ミモザ(mimosa)」は、オジギソウなどを含む植物の属名で、正式にはミモザアカシアといいます。以前は花屋でこの時期たくさん扱いがあったのですが最近はこのミモザの日にしか見なくなってきたように思えます。
マメ科の植物で、その名は古代ギリシャの劇ミモスmimos(マイム=パントマイムの原型)に由来しています。刺激を与えると葉を窄めるオジギソウはよくご存知だと思いますが、その動きがミモスの劇中の動きに似ていたところからのようです。
(参考 大田市場花き部仲卸協同組合HP)